設定を選択してください。

[総ルビ]私たちだけ24時間オンライン生産生活

41.坑道
◆41.坑道こうどう

 わたしたちはデルタまち地下ちか坑道こうどう鉄鉱てっこうせきなどをねらって探検たんけんちゅうだ。

 ぐちから一番いちばんちか採取さいしゅポイントへかうことにする。

 最初さいしょのポイントはどう鉱石こうせきのようだ。
 ちょっと赤茶あかちゃいろ変色へんしょくしている場所ばしょに、れない動作どうさでツルハシをりかぶってかべけずる。
 普通ふつうなら相当そうとうちから必要ひつようだろうけれど、ゲームだからかそこまでちから必要ひつようなかった。

 綺麗きれい赤茶あかちゃどう採取さいしゅできた。

案外あんがい簡単かんたんにできたね」
「たまにわすれそうになるけれど、ここはゲームなのですわ」
「そーだよー」

 どう鉱石こうせきを二十ぐらい、アイテムめいいしころ」をおなじく二十ぐらい採掘さいくつして、その場所ばしょあとにする。
 それぞれ、レア1、ランク2のノーマルひんだった。
 スキル「採掘さいくつLv1」がめでたく取得しゅとくできた。

 った場所ばしょはどうなるんだろう。
 プレイヤーが大挙たいきょしてせて、どんどんけずっていったら、あながどんどんふかくなってしまう。
 あと、まちには井戸いどとかってあるけど、坑道こうどうみずしずんだりしないんだろうか。

 薄暗うすぐら坑道こうどうないすすむと、つぎのポイントに到着とうちゃくした。
 ここはすずれる。
 どうすずをまぜて合金ごうきんにすると青銅せいどう、ブロンズになるのだ。たぶん。

 ここではすずを十ほど、いしころを十五ほど確保かくほした。
 いしころも、なにかには使つかえるらしいのでストレージにしまっておく。
 べつにストレージにしまったぶんだけ、魔法まほうふくろおもくなったりはしない。

「あー。意外いがいとめんどくさいわ~。これは、毎日まいにちやりたいとはおもえない作業さぎょうだわ~」

 クルミに同感どうかんだ。しかし生産せいさんしょくたるもの、単調たんちょう作業さぎょうきたなんてってはいけない。

 つぎのポイントもどうだった。上層じょうそうどうすず、あといしころぐらいしかれないみたいだ。

 さらにすすむとなぞ部屋へやがあった。
 地図ちずによると、坑道こうどうない雑貨ざっかけん休憩きゅうけいしつのようだ。
 とびら設置せっちされているので、けてなかはいる。

「いらっしゃい。こんにちは。休憩きゅうけいだけならタダだよ」

 さおかみのイケメン青年せいねん出迎でむかえてくれた。
 かれは、厚手あつでのエプロンをしていて、長袖ながそでながズボンをている。

 すこ休憩きゅうけいしていこう。
 坑道こうどうない必要ひつよう雑貨ざっかをはじめ、携帯けいたい食料しょくりょうみずっていた。

「ここの携帯けいたい食料しょくりょう不味まずいやつですか?」

「ああ、不味まずいとおもうよ。それよりは、ここでしてるサラダサンドのほうがいいとおもう」

 わたしたちはサラダサンドを二人ふたりぶんたのんだ。
 一つはわたしとサクラちゃんでけて、もう一つはクルミが一人ひとりべる。

 ハーブみたいなのがすこしに、タマネギ、レタス、キャベツ、キュウリみたいなものがはいっていた。
 ハーブのかおりと塩味しおあじベースのドレッシングで美味おいしかった。
 ちいさくったウサギの干肉ほしにくはいっていて、アクセントになっている。

坑道こうどうないだからね。ウサギの串焼くしやきというわけにはいかないけど、野菜やさいとパンをくらいならできるさ」

 さわやかに解説かいせつしてくれた。
 結局けっきょく、タダのという言葉ことばさそわれて、サンドイッチまでってしまった。

 わたしたちは、次々つぎつぎとポイントを巡回じゅんかいして、かなりのかずいしころとどうすずをゲットする。
 あと最後さいごほうてつ採掘さいくつできたので、がっつりってきた。

 かえりは、みち地図ちずながらショートカットしつつ、最短さいたんルートで地上ちじょうかう。

 坑道こうどうからたら、まわりがまぶしい。
 やっぱり太陽たいようひかりほうつよいね。

 夕方ゆうがたになるすこ手前てまえぐらいの時間じかんであった。

 冒険ぼうけんしゃギルドによって、どう鉱石こうせき納品のうひんするクエストをける。
 どう鉱石こうせき六十おさめて6,000セシルと、経験けいけんすこしもらえた。

 かえりに雑貨ざっかって、それぞれ小物こものなど必要ひつようなものをったりする。
 具体ぐたいてきにはひもとかだ。

 ニコライド夫婦ふうふいえもどってきて、ゆうはんいただいて、よる日課にっかをしたら、あとるだけ。
 おやすみなさい。

次の話を表示




トップページに戻る この作品ページに戻る


このお話にはまだ感想がありません。

感想を書くためにはログインが必要です。


感想を読む

Share on Twitter X(ツイッター)で共有する