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海老郎のココだけの話

19.読点
夜中にこんばんは、海老郎です。19回目を迎えました。
えっと今回は「読点」「とうてん」ですね。「どくてん」じゃないですぅ。
ようは「、」なんですが、なかなかにして悩ましい存在です。

多いなら多いで、なんとかく読みづらい気がします。
ところが少ない人は本当に読点を打たなくて、それはそれで読みにくさに繋がります。

どれくらいがいいか?
一概には言えないのですが、1行40文字だとして、1行に1個はあったほうがいいでしょうね。
つまり、平均で言えば20文字前後となります。

ところが例外がありまして「ひらがな」が連続する場合は、半分の10文字前後で危険信号です。
ただ動詞の後ろに付く補助動詞などが長いと、それくらいになることもあります。
「それくらいになることもあります」これで15文字です。
そのため、10文字以上でも、読点を打ちにくい場合はよくあります。
そういう場合はセーフにしましょう。

「あれはなにをするんだったか」こういう文は分かりにくいですね。
区切りがぱっと見つけにくいケースです。
一瞬「はな」(花/鼻)にも見えますし、こういうときは「あれは、なにをするんだったか」という具合にしますね。
「あれは何をするんだったか」これだけでも可読性はぐんと上がります。
かといって、普通はひらがなにするものを無理くり漢字にするというのは、あまりオススメしません。

「いろいろなところにいたりする」こういうのを「色々なところに居たりする」と書けばだいぶ読みやすいのですが「居る」と漢字書きにするかは、ちょっと悩むところです。
「それはそうとそんなことはないだろうと思う」というのも「それはそうとそんなことは無いだろうと思う」とはあまり書きません。「無い」もほぼ漢字書きしないものですね。
「それはそうと、そんなことはないだろうと思う」無難に読点を入れれば、少しは違います。
「それはそうとそんなことは、ないだろうと思う」
「それはそうと、そんなことは、ないだろうと思う」
どれがいいでしょうか? むむむ。難しい問題です。

どうでしょうか?なんとなく理解いただけたでしょうか?
今回はここまで。また次回、お会いしましょう。
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