設定を選択してください。

異世界JK冒険者

第9話「ヘビ退治」
「おはよ、エルシー」
「おはよにゃ、カナデ」
今日も朝から清々しい日だと思っていたのに
どうやら外が騒がしい
朝ご飯を食べてギルド支部へ様子を見に行った
「エルシー、カナデ、大変なのぉ」
「どうしたんですか、モーラさん」
「あのね、大蛇が出たって報告があったのよ」
「それはいつ頃の話ですか」
「昨日の夕方よ、まだ近くにいると思うわ」
「それってどれくらい危険なんですか」
「そりゃ戦闘できない人は危ないわよ」
「私は、どうだろう」
「最近、けっこう戦ってるじゃない」
「まだウサギくらいしか」
「ミスリルソードになってからメキメキ上達してるんでしょ」
「それはそうですが」
「そうだにゃ、カナデももう一人前の冒険者にゃ」
「そっか、ありがと、エルシー」
「にゃはは」
「それでエルシーたちも山狩りに参加して欲しいの」
「山狩りですか」
「そうよ、みんなで手分けをして大蛇を探すことになってて」
「なるほど」
「もう何チームかすでに向かってるわ」
「はい」
「よろしくね、見つけたら大きな声で応援を呼ぶのよ」
「そうします」
「間違っても、自分たちだけで倒そうとしないで危険よ」
「わかりました」
「では、いってらっしゃい」
「いってきます」
「いってくるにゃ」
   ■◆■◆■

今日も村を出てまた山に向かう
だんだん山もなんだか見慣れてきた
もちろんまだ行ったことがない場所も多い
「エルシーについてくるにゃんよ」
「うん、そうする」
「カナデ、一人になっちゃダメにゃ」
「エルシーと一緒にいるよ」
「迷子がさらに迷子になっちゃ困るにゃ」
「そうだね、ふふふ」
山の中を慎重に進む
しばらくして少し休憩した
「沢で休憩にゃよ」
「うん、はぁなんだか疲れた」
「気を張ってるにゃん」
「そうだね、緊張するもんね」
お水を飲んで少し座る
「再開にゃ」
「了解です、それじゃあ探しますか」
また山に入っていく
それからしばらくして
「音がするにゃ」
「うん」
なるほどただならぬ気配とはこのことか
私にもなんとなく感じられる
「でたにゃ、大蛇にゃ」
「ヘビだね」
「ポイズンスネークにゃ」
「毒があるの?」
「そうにゃ、下手に近づいちゃダメにゃんよ」
「わかった」
「うにゃにゃ、えいやっ」
「やああ、とおおおお」
私たちは距離を取りつつ、避けて時間を稼ぐ
「こっちか」
「今、応援に行くぞ」
「ありがとうございます」
「助かるにゃ」
「俺たちも加勢する」
「うおおおお」
「俺もだ、ていやああ」
こうしてみんなで戦闘になった
少し時間はかかったものの
大蛇ポイズンスネークは無事に討伐できた

   ■◆■◆■

冒険者ギルド支部へ報告に行く
「モーラさん、退治してきましたよ」
「あら、もうやっつけてきたのね」
「はい、頑張っちゃいました」
「えらいわ、特別報酬でるようにするわね」
「ありがとうございます」
「事務処理も大変よぉ」
「あはは」
こうして一時は騒然としていた事件も
無事に解決できて村はまた静かになった
「のんびりが一番だね」
「そうにゃね」
続く……
次の話を表示


トップページに戻る この作品ページに戻る


このお話にはまだ感想がありません。

感想を書くためにはログインが必要です。


感想を読む

Share on Twitter X(ツイッター)で共有する