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元勇者パーティの女剣士は、最悪の役立たず……と思っていたのは、俺だけでした

原型プロット
こちらのページでは本作の原型となったプロットを紹介します。
本ページだけでも作品本文より長いので気をつけてください。

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 題名 死を呼ぶ花

 主人公はかつて【魔女の玉座攻略作戦】と呼ばれた作戦に参加した英雄。
 その際の働きが認められ彼女はギルドから三番目に高い等級である金等級に認められ、それを注目した勇者ルーチェのパーティーに引き入れられる。
 だがある時勇者は主人公をクビにした。最上位に位置する金剛等級の彼らと共に戦うのは主人公は力不足であったのである。
 幸いにも勇者はあらかじめ主人公を編入してくれるパーティーを手配していたようであり、彼女は一つ下の等級である銀等級のパーティーに加入する。

 しかしその先のパーティーでも主人公は「自分より等級が上なのに弱い」と仲間達から言われてクビにされた。
 このパーティーは金等級が仲間にいるからと不相応な高難易度クエストを何度も受注しては失敗し、とうとうそれを主人公のせいにして彼女をクビにした。
 主人公は質の良い薬草や攻撃アイテムを一生懸命手配しながら頑張って彼らをサポートしていたのだが、直接的な戦果は特に挙げられなかった。

 そのまま追い出された主人公は一人で過ごす。
 前のパーティーに不当なネガキャンを行われたため、どこのパーティーにも入れないまま、冒険者を廃業して故郷に帰ることすら考えていた主人公。
 そんな中、ギルドから命令を受け一人で依頼に参加することとなる。
 それは商人達が利用する陸路の整備であった。最近魔物が出現することが増えたので周辺の魔物を掃討する人員が必要だという。
 本来は金等級の彼女に回される依頼ではないのだが、所属している冒険者達の大半が出払っているせいで等級相応の冒険者だけでは人員が足りないという。

 廃業を覚悟していた主人公は最後の仕事にするつもりの覚悟で作戦に参加した。
 臨時で組まされたパーティーは訓練校を卒業したての新人だった。
 血気盛んな彼らは主人公が諭すのも聞かずにうかつな突撃作戦を実行。
 それが原因で彼らは下級魔物の巣に入り込んで包囲されてしまう。
 だがそこを主人公が助けた。魔物のボスを一撃で切り伏せ絶命させた姿に、下級魔物達は怯えだす。
 主人公の能力、それはあまたの下級魔物を斬ったことで発せられる死の闘気であった。それに怯える魔物達に逃げる暇すら与えず、次々切り伏せていく主人公。その姿を見て一時期戦意を喪失した仲間達も反撃を開始。主人公と共に戦うのであった。

 この戦いで自分を取り戻した主人公は下級魔物に苦しめられている人々を救うために、冒険者を続けることを決意。ギルドを陰で支える真の英雄となったのであった。

 一方前のパーティーは銀等級に相応なクエストすら失敗を繰り返すようになり、とうとう降格処分を受けることとなる。
 そこを勇者パーティーに見つかったとき、彼らのリーダーは主人公をあっせんしたリーダーに文句を言った。
 だが勇者は主人公の能力を知っていた。それを把握した上で「自分達のそばにおくよりも、民間人に近い立場のパーティーに編入した方がいい」と思って彼らにうあっせんしたことを明かす。
 この真実を告げられて彼らは彼女をクビにしたことを深く悔いたのだった。

 キャラクター
 ●主人公
 刀を使って戦う主人公。金等級という上位にいる冒険者だが気の弱い性格で、後輩にも舐められている。
 魔女の玉座攻略作戦という一大作戦に参加して、勇者パーティーがドラゴンと決戦を行う中そこへモンスターが来ないようにするため周辺のモンスターを掃討していた。その際の討伐スコアがきっかけで金等級に昇格した。
 本人はドラゴンなどの上級モンスターとの戦いは苦手としていて、不要な戦いを避けてお宝を入手するような形でギルドに貢献している。
 本文中のクビになった経緯も相手のパーティーの方針が彼女の方針と絶望的に相性が悪いことが起因となっている。
 前述の「金なのに弱い」と後輩に舐められやすい原因もこれである。

 ●勇者パーティー
 魔女の玉座攻略作戦にてドラゴンを打倒した英雄達。
 主人公の実績を聞きつけ彼女を編入したが、自分達の参加するクエストを受注するのには適正がないことに早々に気づき、主人公を別パーティーに編入した。

 パーティーメンバーの中で自力で主人公の死の闘気に気が付くことができたのは勇者だけであり、その能力の適性があるような依頼に回せるよう、ランクの低いパーティーに編入するように提案したのも勇者である。

 勇者パーティーの設定には先日大野さんに言われた「俺はテンプレではなく如月さんでしか書けないものを書いてほしい」という意見を盛り込んでいる。
 自分なりに頑張って考えたオリジナリティのつもりです。
 ちなみに物語中直接登場するのはリーダーの勇者だけ。

 ●銀等級のパーティー

 主人公が編入されたパーティー。
 彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり、彼らに勇者が真実を教えるのがエピローグ。
 メンバーは全員男性で物理アタッカーばっかり。

造語の説明

 ●等級

 冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
 段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
 勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
 魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

 ●魔女の玉座攻略作戦

 後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
 魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
 周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

 設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
 ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

 なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

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